粘土による恐竜の作り方。低学年との作業をステップ解説

私の息子は小学校低学年なんですが、
夏休みの工作で何を作ろうかと悩んでいました。

意外と低学年の子だと難しいんですよね。

そんな中で粘土の恐竜なら
意外と簡単にできそうかなと思ったんですよ。

私も結構手伝いましたが親子でやれば簡単。

その作り方をまとめてみました。

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用意するもの

全部100均一で購入できるものです。
一部は家にあった不要物を使いました。

準備

1.粘土

私は100円ショップで売っている
あぶらねんどを使いました。

量は300グラムでOKです。

ただ、あぶらねんどだと固まりません。
固めるのであれば、石粉粘土がいいですね。

ちなみに紙ねんどはやめましょう。

もろくてひびわれするので、
細かい所がつくりにくいんです。

2.接着剤

これは頭となるダンボールを接着するのに使います。
紙を接着できるボンドがいいですね。

3.ペンチ
4.針金

ねんどをつけていくための芯にします。
直径3ミリ程度の太さのアルミ線を使います。
鉄は曲げにくいので、アルミ線がいいですね。
長さは2.1メートルのものを使いました。

5.クラフトテープ

私は家にあった布テープを使いましたが、
クラフトテープで十分です。

6.はさみ
7.ダンボール

これは

・恐竜を置く土台
・頭
・胴体の芯の部分

として使います。

私はアマゾンのダンボールを使いました。
わざわざ購入する必要はないですよ^^

8.新聞紙

机の上で作業をすると思いますので、
机がよごれないようにします。

9.その他に必要なもの

- 水を入れる器
- 色付け用の道具(水彩絵の具、筆、パレット)

これは子供が学校の授業で使ってるものを使いました。

10.あるとよいもの

- つまようじ

細かい作業をしたり、
ねんどの表面にしわをいれたりするのにつかいます。

- 幅の広い透明なテープ

クラフトテープと同じ位の幅の透明なテープを使いました。
土台となるダンボールが1枚だと薄かったので、2枚を貼りあわせました。
その時に使いました。

型紙はこれをつかいます

A4サイズの紙にざっと書いた型紙のイメージになります。
↓↓↓
img003

こちらのPDFを印刷してお使いください。
A4サイズの用紙を使います。
↓↓↓
型紙データ

芯をつくります

この工程は小学校低学年のお子さんには
正直難しいですね。

ここはお父さんが手伝うのでいいでしょう。

型紙に合わせて、
ペンチで針金を切って折り曲げます。

頭(2枚)と胴体(1枚)を
ダンボールから切り抜きます。

芯1

頭の2枚に接着剤をつけて、
針金をはさんで接着します。

この時に接着剤だけではなく、
クラフトテープで頭を2枚を貼りあわせてください。

胴体、背骨、足はクラフトテープでとめます。

土台の段ボールは
後ろ脚の位置に穴を開けて、
後ろ脚を差し込み、
ダンボールの裏で折り曲げます。

それからその折り曲げた部分を
クラフトテープで固定しましょう。

私の場合はダンボールが薄かったので、
その作業をした後に同じ大きさの段ボールを
透明テープで貼りあわせました。

ダンボールは
10センチメートル X 20センチメートル位の
大きさで切り抜きました。

芯2


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肉付けします

胴体のあたる部分は粘土で卵の形をつくって、
それを半分に割ります。

その半分に割った卵の形の粘土を
ダンボールでできた胴体の両側面につけます。

単純につけただけだとつきませんので、
粘土をつかってうまく貼りあわせましょう。

ここで気をつけるのは、
後ろ脚より前につけることです。

しっぽは基本的に細長い感じでいいです。

ひざやかかとなどの関節のつなぎ目を意識して、
粘土で針金をおおってください。

肉付け1

後ろ脚の後方が恐竜のお腹の部分になります。
そこに粘土をつけましょう。

肉付け2

太ももに相当する部分と肩にあたる肩甲骨に
粘土をもっていきます。

肉付け3

しっぽの付け根を太くしましょう。

後は頭と下あごをそれぞれ別でつけていきます。

最初に頭をつけてから、
下あごをつけていくといいですね。

なお、首が太目の方が恐竜らしくなります。

あとは前足に指を2本つけてください。

肉付け4

ちなみに目の部分はちょっと細工をした方いいですね。

顔の目の部分にくぼみをつけて、
そのくぼみに粘土の小さい丸い玉をいれます。

あとはまぶたを盛っていくと
かなりそれらしい感じになりますよ。

まぶた

ちょっと尖った歯をつけましょう。
上下4本あるといいですね。
私は面倒だったので、下だけにしました。

あとは体で首やお腹周りにつまようじなどで
しわをつけるとそれっぽくなります。

肉付け5

この工程はお子さんが全部やるのでいいですよ。

私は半分位やっちゃいましたが、
子どもがやりたそうにしていたのを
見逃してたんですよね。

お父さんはあえてここは
あまり口を出さない方がいいです。

乾燥をします

肉付けが終わったからといって、
一気に色を塗る部分に入ってはいけません。

一通り肉付けが終わったら乾燥させます。
しっかりねんどが乾くまで待ちましょう。

一晩寝かせれば大丈夫ですよ。

色を塗ります

色は子供が好きなように塗らせればいいです。

「そんな恐竜いないだろ~」
とかいっちゃだめですよ。

誰も恐竜の本当の色なんてわからないんです。
子供の想像の世界の色でかまいません。

うちの子がつくったのはこんな感じです。

完成

まー、
配色としてはどうなんだろうとは思いますが、
子供の想像したものなので問題なしですね^^

かかる時間は
お父さんが粘土をつけるところを
半分位手伝った場合で
約2時間というところですね。

確かに色付けの工程をする前に
一晩寝かせる必要はあります。

でも安くできますし、
お子さんと一緒に楽しめますから
この工作はおすすめですよ^^

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