顔色が異常に白いのは病気のサイン?色でわかるあなたの健康状態

世の中には、肌の白い人や
色黒の人などいろいろいます。

しかし、色黒だったのに
最近やたらと顔が白くなったように感じる。

あるいはもともと色白だけど、
能面のように真っ白になってきた。

このような人は病気のサインかも?

そこで、顔色が異常に白い人が
注意すべき点を調べてみました。

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顔色が白い?まず疑われるのは「貧血」

顔をはじめとする人の皮膚の下には
無数の毛細血管が張り巡っています。

なので血液の色、赤みを
見て取ることができるはずです。

生まれつき色白の人でも、
頬や唇などは赤くなるものです。

しかし、貧血になると、
極端に真っ白になってしまう場合が
あります。

特に体の異常がなくとも、
以前に比べて顔色が白くなったと感じる時は、
まず、貧血を疑ってみましょう。

貧血かどうかは血液検査をすれば
すぐにわかりますが、
自分で簡単に見分ける方法があります。

まず、目の下の皮膚を引っ張って
「あかんべー」の状態にして
鏡でまぶたの下側の色を見ます。

普通は赤みがあるのですが
貧血だと真っ白になっています。

他には、手の爪の色が白いのも
貧血のサインです。

貧血がひどくなると
立ち眩みが起こったり、
動機息切れが激しくなり
立っているのもつらくなります。

貧血は食事をとっていない事や
鉄分が不足しているなどの
原因が考えられます。

また、白血病や腎臓病の時も
顔色が白くなることもありますので、
「たかが貧血」
と軽く考えないようにしましょう。


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顔色でわかる!あなたの健康状態一覧

顔色は健康状態がわかる目安にもなります。

具合が悪くてお医者さんに診てもらう時は、
女性はスッピンで行きましょう。

お化粧をしていると、顔色が判断できなくて
重篤な病気のサインを見落としてしまう、
という恐れがあるからです。

それでは、顔色によって
どんな病気が隠れているかご紹介します。

● 白色

顔色が白い人は貧血、
あるいは肺機能が弱い人に多いです。

無理なダイエットをしたり
血の巡りが悪い人も白色になります。

貧血には糖尿病や腫瘍などの
病気が隠れている場合がありますので
一度お医者さんに相談してみるのも
良い方法です。

● 黒色

顔色が黒い人は
肝臓が悪い場合があります。

肝硬変や肝炎ウィルス、
アルコール摂取による肝機能の低下などが
あげられます。

あるいは、メラニン色素を多く分泌する人は、
タオルでごしごしと顔をこする、

紫外線を多く浴びて
いわゆる日焼けで
顔色が黒くなる場合もあります。

● 黄色

日本人は黄色人種なので、
肌の色は黄色みかかっています。

ですが、皮膚の色や白目部分が
バナナの皮のように黄色くなるのが
黄疸というものです。

黄疸は肝機能障害や、
腫瘍、結石、がんなど
様々な原因が考えられます。

早急に検査して
適切な治療をしましょう。

他にはミカンのような
柑橘系の食べ過ぎや、
加齢によるものも
肌が黄色くなる一因です。

● 青色

血液の循環が悪いと
顔色が青くなる場合があります。

体が冷えたり、
肩こりがひどかったりすると、
血液の流れが悪くなります。

そして汚れて黒ずんでしまうため
青いように見えてしまいます。

対策としては、
適度な運動や体を冷やさないこと、
ストレスをためないようにする、
などの方法があります。

● 赤色

顔色が赤い時は、肝機能障害で
毛細血管が拡張している、
ということも考えられます。

また、酒焼けと言われる
赤ら顔の人もおられますが、
これも肝機能障害の一種です。

他にはアトピーやじんましんで
赤い斑点が顔や体に出る場合もあります。

ホットフラッシュと言って
更年期障害の一つが起こった時は
のぼせたように顔が赤くなります。

病気以外では、
好きな人の前に行くと赤くなる、
という様な緊張やストレスでの赤い顔色は
一瞬で収まります。

常に赤ら顔の人は血液の流れが
うまく下半身に行っていないことで
顔周辺に血液がたまり
赤ら顔になってしまうのです。

ストレッチをして、血液が一部に
とどまらないようにしてあげましょう。

まとめ

以前と比べて顔色が良くないという人は、
大変な病気が原因の時もあります。

ですので病院でしっかり検査して
対策を打つようにしましょう。

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