足指の皮がむける原因は水虫だけじゃない!実はこんな危険な病気かも!?
もうすぐ夏!
男性も女性も薄着になりますよね。
もちろん足元も。
靴からサンダルを履く機会も
多くなる季節です。
親しい人とのお酒の席で、
裸足になることも多いはず。
そんな時に、
ボロボロの皮がむけた足指なんて…
みっともない!
『うわっ!水虫!?うつる!』
なんて思われてしまうかも。
でも、皮がむける原因って、
水虫だけなんでしょうか?
最適なケアの方法は?
足指の皮がむける3つの原因や考えられる病気とは?
足の指の皮がむけてしまう原因は、
大きく分けて次の3つです。
水虫
汗疱
乾燥と汗によるムレ
● 水虫
水虫は、誰でも真っ先に
思い浮かぶ原因かもしれませんね。
白癬菌というカビが足の皮膚について
その角質の成分をエサにして増えることで、
水虫の症状は発生します。
水虫の中でも、
ジュクジュクした湿潤性の水虫と、
カサカサした乾燥性のものに
分けられます。
ジュクジュクした水虫は、
水疱がつぶれたり、
痒みに耐えられなくなって
かきむしってしまうことで皮がむけ、
カサカサした水虫は足の皮が
ポロポロと落ちていく感じです。
● 汗疱
足の裏に汗をかきやすい人が
よくなるもの。
水疱がたくさんできるタイプの水虫と
勘違いしてしまいがちですが、
汗疱がただ出ただけでは
自覚症状はありません。
ただそれが悪化して湿疹になってしまうと
痒みをともないます。
水虫との大きな違いは、
カビが原因の水虫に対して、
汗疱は体の中の汗がたまってできるもの、
というところ。
なので他の人に感染することはありません。
● 乾燥と汗によるムレ
特に冬の季節であったり、
皮脂の分泌が減ってきた高齢者は、
乾燥によって足の皮がむけてしまう、
というパターンが多いです。
乾燥してしまうと擦れただけで
カサカサになります。
皮脂によるバリア効果も薄くなりますから、
皮膚への刺激に敏感になってしまい、
それが原因で皮がむける、
ということもあります。
また、靴下をはいた革靴やブーツなど、
長時間通気性の悪い靴を履いていると、
今度は汗によって足の皮がふやけて
めくれやすくなります。
実は繊細!予防法や最適なケア
乾燥に対する予防法やケアとしては、
とにかく保湿を徹底すること!
冬場であったり、水仕事をした後や
お風呂に入った後など。
水分や油分が奪われがちな場面で、
保湿クリームをこまめに塗っておきましょう。
汗のムレに対しては、
足元の湿気をなるべくとることです。
吸湿性のいい、
綿100パーセントの靴下をはく、
汗をかいたら靴下を替える、
などです。
汗疱に対するケアは、
汗のコントロールが重要になるので、
基本的に汗ムレに対するものと一緒です。
通気性の良い靴やサンダルをなるべく着用し、
毎日の入浴で丁寧に足の指の間を洗って、
しっかりふき取るようにしてください。
悪化するようなら、
早急に皮膚科を受診しましょう。
水虫に対するケアは、やはり清潔第一です。
足をよく洗い、清潔を保ちましょう。
できたら靴も毎日履き替えて、
スリッパやマットなど、
足に触れるものも毎日取り換えます。
白癬菌は感染するので
注意が必要です。
水虫は完治する病気ですが、薬をつけたり、
冬になって症状が治まってしまうと、
治療を途中でやめてしまう人も多いです。
その場合、
白癬菌を完全に殺したわけではないので、
また再発してしまうのです。
皮膚科へ通い、
きちんと完治させることが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
これから梅雨になって、
空気も靴の中もジメジメと
湿気がたまってくる時期です。
また気温も上がるので、
汗もかきやすくなるでしょう。
足がきれいじゃないと
人の目も気になりますし、
若い女性ならせっかくの水着や
ペディキュアも台無しですよね。
もし今気になる症状があれば、
しっかり治して、きれいな素足で
夏を楽しみたいですね!