結婚式のスピーチが両家の関係を決める!?責任重大な親族代表のポイント
結婚が決まったというニュースは、
誰でも本当におめでたいもの!
まして、子供のころから
その成長を見守ってきた甥っ子や姪っ子なら、
喜びもひとしおなのではないでしょうか。
でも、
『叔父さん、結婚式でぜひ親族代表のスピーチをお願いします!』
なんて頼まれちゃったら!?
喜ばしいはずの結婚式が、
少し緊張しちゃいますね。
そこで、叔父として
結婚式のスピーチを任されたときの例文や、
文章のコツをご紹介します。
絶対間違いなし!親族代表のスピーチ例文
スピーチ文の流れにそって紹介します。
1.最初のあいさつ・自己紹介
『ただいまご紹介にあずかりました、
新郎(新婦)〇〇の叔父(叔母)の
××でございます。』
2.ゲストからのお祝いの言葉や、式への出席への感謝の言葉
『皆様、本日はご多忙の中、
二人の為にご臨席を賜り、また多くのご祝辞を
誠にありがとうございます。
親族の一人として、心から御礼申し上げます』
身内の一人ですから、
式に出席してくれている新郎新婦の同僚や
友人に一言添えましょう。
3.自分から見た新郎(新婦)、幼いころの自分とのエピソードなど
『私は彼の父の弟にあたりますが、
彼が生まれたその日から、ずっとそばで
彼の成長を見続けてきました。
小さな頃は彼は体が弱く、
心配した彼の両親が野球をすすめたのです。
それがきっかけで彼は、
持ち前の負けん気の強さで、皆様ご存知のように
見事な野球少年になったわけですが・・・
私もよく彼と会ったときは
キャッチボールをして、
そのたびに彼の成長を感じたものです……』
4.現在の二人のことや、既婚者の先輩としてのアドバイスなど
『初めて新婦の▲▲さんにお会いしたとき、
優しく、人に気遣いのできる、
なんてすばらしい女性だろうと思ったものです。
〇〇が幸せそうで、あの体の弱かった
〇〇が大きくたくましくなったものだと
感慨深くなりました…』
『〇〇君、先輩として言いますが、
人生という試合に勝ちたければ、
キャッチャーである▲▲さんのサインに、
首を振るのはやめましょうね!……』
5. 結びの言葉
『〇〇君、▲▲さんと二人で手を取り合い、
力を合わせて素晴らしい家庭を築いていってください。
これまでのように、いつでも君を見守っています。
いつまでもお幸せに。
本日は誠におめでとうございます』
スピーチをより感動的に演出する押さえるべきポイントとは
● 親子のエピソードを話す
叔父(叔母)というのは、
他のスピーチに立つ仕事の上司や
友人たちとは違って、
新郎(新婦)の両親にもより近い立場になります。
子供とその親をそばで見ていた人間として、
『あの時君の両親は、口ではこう言っていたけれど、
こう思っていたんだよ』
『君の前では何も言わなかったけれど、
僕にはこう言っていたんだよ』
といった、新郎(新婦)が知らない、
第三者の目からのエピソードは、親本人が言うよりも、
親に対する新郎(新婦)の感動をともなうでしょう。
● 二人の応援を会場のゲストにお願いする
一方的に自分の思い出や感情を言葉にするだけでなく、
身内の一人として、
甥っ子もしくは姪っ子を思う叔父として、
会場にいるゲストに
『どうかこれからもかわいい甥っ子
姪っ子をよろしくお願いします』
という思いを言葉にしてみると、
聞く側の人間にも当事者意識を持たせるので、
より親しみのあるスピーチになります。
まとめ
いかがでしたか?
ずっとその成長を見守ってきた、
甥っ子姪っ子の結婚式。
温かな笑いにあふれたものにするのも、
感動的なものにするのも、
叔父という立場のあなたのスピーチなら
できるのです。
まずは、きちんとスピーチの作法にのっとって、
紹介したような例も参考にしつつ、
あなたの思いを素直に言葉にしてみましょう。
きっと素晴らしいスピーチになるはずです。