スキーの子供への教え方に関する実践記録 ~半日で滑れました~
私はスキーやスノボを大昔にやっていたんですが、最近また久々に始めました。
子供ができてから、8年弱やっていなかったんですよね。
再開しようと思ったきっかけは、子供に教えたら一緒にできるかなと思ったんです。
子供と一緒にゲレンデを滑ったら楽しいんじゃないかと思って。
結論からいうと、正味半日でその目標は達成できました。
意外と簡単なんですよ。
子供がスキーをできるようになるのは。
その記録を書いておこうと思いました。
どうやって子供にスキーを教えるのか?
私はスキーやスノボは誰かに教わっていません。
完全に自分一人で感覚的に身に着けました。
なので、誰かに教えるのが苦手です。
子供だとなおさらですよね。
そこでちょっと考えました。
スキー場にはスクールってものがあるよねと。
大体のゲレンデに併設されています。
スクールにとりあえず入れてしまえば、できるんじゃないのかと。
まあ、自分で教えたいという気持ちがある方もいらっしゃるかと思います。
ただ、目的が子供と一緒にゲレンデを滑りたいということであれば、別のやり方でいいでしょう。
教えることは、お金で解決してしまってもいいですよね。
子供をスクールにいれてみました
というわけで、子供を集合練習のスクールにいれてみました。
もちろん、ゲレンデ近辺でよく見かけるスクールです。
時間 1.5時間
人数 5名
費用 2700円
でした。
まあ、これでできるようになるなら、安いかなと思ったんですよ。
ですが、結果からいうと思ったほどではありませんでした。
できるようになったのは、
― 斜面をカニ歩きで登れる
― ゲレンデの下の方の超緩斜面でハの字での直滑降と停止
位です。
実は1年前に本当に何にもやったことがないときに、本当の初心者向けにはいれてみました。
ただ、1年やってないと、結局毎年同じレベルまでしかいきませんね。
教えることというと、大体毎回同じ所までですから。
準備運動から始まって、超短い距離を滑って、ポールを使って曲がる練習
そこまでですね。
リフトに乗って、上から降りてくるまではやりません。
ただ、そのレベルだと私が始終手取り足取りしないと危なっかしいですね。
しかも私はスキーというよりボードをやりたいので、このままではダメとわかりました。
子供に個別レッスンを受けさせてみました
まあ、集合練習だと1.5時間あっても、1人が滑ってる時間は20分もないです。
それでうまくなるわけがないですね。
しかも年1回しかゲレンデにはいってませんから、進歩があるわけないなと。
そこで、午前中は集合練習だったので、午後は時間がまだあるということで考えました。
個別レッスンをしてもらおうと。
時間:1時間
人数:1名
費用:7000円
でした。
まあ、高いといえば高いですが、出せないお金ではありません。
それに個人的な経験からいくと、やった時間に比例してスキーはうまくなります。
かつ、最初にそれなりの斜面で滑れるようになるのは結構短時間です。
子供向けにみっちり集中的に時間をかけて教えてもらえればいいんじゃないかと。
結果からいうと、大成功です。
― リフトの乗り降りは一人でできる
― 700m位の斜面を手助けなしで、滑れる
位に一気にレベルアップできました。
※ ただし、ストックを使った滑りまでは到達していません。
先生の教え方をちょっとみてましたが、やはり教え方がうまいです。
指導の仕方が言葉だと子供が理解できない所は、自然と体が動くような指導をしてました。
なにより、子供のレベルに合わせて、何度でも根気よく指導してくれますね。
これはマンツーマンの個人指導だからできることだと思います。
このレベルまでできると私と一緒にリフトに乗って、滑る練習ができます。
私もボードで後ろからゆっくりついていけばいいだけです。
レッスンの後に、子供と一緒に7~8回リフトに乗って滑りました。
それ位やれば、1年経った後でも割とすぐ同じレベルで滑れるんじゃないかと思います。
やっぱり、子供が滑っているのと一緒に滑るのはやっぱりすごく楽しいですね。
子供自身も自分が一気にうまくなったので、スキーが大好きになってました。
家に帰ったから、自分専用のスキー道具を買いたいっていってましたね。
まとめ
幼稚園年長~小学校低学年位のお子さんにスキーを教える場合のポイントは1つです。
集合レッスンのスクールと個人レッスンの2つを受けさせましょう。
これは同じ日の午前に集合レッスンで、午後に個人レッスンがいいです。
子供は飲み込みが早いです。
集合レッスンで雪に慣れさせて、個別レッスンで一気に斜面を滑れる所までいくことが可能です。
合わせて1万円近い費用がかかりましたが、手取り足取りずーっと面倒を見ることを考えれば安い投資です。
子供に短期間で成長体験をさせることができ、子供の「自分はできる」という自信につながります。
これは小学生低学年辺りの子供には貴重な体験です。