ロボット教室は何歳からがいい?メリットとプログラミングも解説
ロボット教室っていうものが最近はあるんですね。
私の息子が学校からチラシをもらってきて、はじめて知りました。
まずはなにはともあれ体験教室にいって、どんなものなのかはわかりました。
その後色々調べたことをまとめてみました。
ロボット教室は何歳からがいい?
私が体験教室でいったのは、「ヒューマンキッズサイエンス」でした。
ただ、ロボット教室って実は色々あるんですね。初めて知りました。
ちょっと気になって色々調べてみたんですけど、結構対象年齢が違いますね。
私が体験教室でいった「ヒューマンキッズサイエンス」は明らかに小学生向けです。
なぜかというと、以下の点からです。
1. テキストがひらがな主体で、組み立てがメイン
2. 基本的なコースにはプログラミングはない
3. そもそも、学校の何かに役に立つとは明言していない
1はわかりますよね?
小学校低学年も対象にするなら、ひらがながないと読めませんから。
2と3は結構重要です。
習い事にいかせると、学校の勉強に役立つようにしたいって普通は思いますよね?
それを教室としては、すっぱりあきらめてますから。その潔さは正しいあり方だと思いました。
教室によっては、プログラミングをやること強調したり、学校の勉強に役立つと明言している所があります。
でも、それは小学生には絶対に向きません。
なぜなら、小学生程度がつくれるプログラムなんて、数学的要素はほぼゼロだからです。
四則演算とロジックの組み合わせ程度ですから。
そんなレベルは算数の教科書を読んでいれば済む話です。
また、ブロックやモーターを組み合わせて作る程度で理科に役だつはずはないんですよ。
学校の勉強なら教科書の暗記で事足りますから。
そういう意味で、完全に習い事として考えましょう。
習い事に徹している教室なら、小学校2年生位からいってもOKですよ。その頃には、教室で提供しているテキストのひらがなが読めるでしょうから。
ロボット教室のメリットはなに?
ロボット教室のメリットは小学生でも中学生でも同じだと私は思います。
それは、
「モノをつくって動かす楽しさを覚える」です。
それ以外はありません。
学校の勉強なんて、所詮ただの暗記ですから覚えるだけなんですよ。
普通の子であれば、それはある意味苦行です。
ただし、
「なにかをつくって動かす楽しさを覚える」
というのは、もっとクリエイティブな部分を刺激しています。
基本的に子どもは何かをつくるのが大好きなんですが、学校の勉強だけやっていると、だいたいそれは失われます。
どんな仕事でもそうだと思いますが、根源的欲求に「何かを作り出す楽しみ」がない方は大体だめです。
そういう欲求がない方は、総じて会社では「人から与えられた仕事をするだけ」になっていますので。
「モノをつくって動かす楽しさ」の感覚をお持ちのお子様はそこを伸ばすべきです。
ロボット教室以外でもそれは可能ですが、お子様が強い興味があるなら、ロボット教室に一度通わせるのはいいと思います。
ロボット教室でのプログラミングは役に立つ?
ロボットで本格的にプログラミングをするのは大体高校生以上ですね。
ロボット用にプログラムを組んで戦ったりする大会があります。
ただし、あれってプログラムとしては相当ハイレベルです。
ロボット教室で学ぶレベルの1000倍難しいです。
ロボット教室で学ぶレベルのプログラミングが将来役にたつことはありません。実用で使われているものとは、難易度が違いすぎるので。
なお、学校で学ぶレベルのプログラミングは超低レベルの話ですので、学校の教科書を読む程度で十分ですよ。
大体学校の先生で、実践的なプログラムを作れる人がいる訳ありませんから、先生のレベルに合わせてあります。
まとめ
色々なロボット教室はありますが、正直習い事の範疇で考えましょう。
学校の勉強には直接的に役に立ちませんし、学校で勉強するレベルのプログラミングは全然たいしたことありませんから。