お中元のお返しは必要?いつまでに?相場はどの位?

お中元って最近は出すんでしょうか?
私は周りでお中元を出しているっていう人を知りません。

ただ、両親などを見ていると結構贈られてくるんですよね。
まだそういう風習はあるんだなと思います。

普段、まったくお中元をしていなくとも、ある日突然贈られてくることはあります。
親戚とかから贈られたりってあるんですよね。

そういう時にどうするのかをまとめてみました。

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お中元のお返しは必要?

 贈っていない方からお中元をいただいてもお返しは不要です。 

なぜなら、お中元は「感謝の気持ち」を相手に伝えるものだからです。
香典返しや内祝いのようにお返しが前提のものではありません。

なお、お中元は

・季節の挨拶
・お世話になった方々へ贈る

の2つのパターンがあります。

「季節の挨拶」という意味であれば、毎年のようにお互いに贈る間柄でしょう。

ただし、今まで何もなかったのに、突然「季節の挨拶」でお中元が来るはずがありません。
なにがしかをその方にしてあげたということのお礼の可能性が高いです。

そういう場合ですと、「感謝の気持ち」からきています。
ですので、基本的にはお返しは不要です。

電話やお礼状をする程度でいいでしょう。

お中元のお返しの相場はどの位?

そうはいっても、ちょっと高い品物かなと思った時はやはり気になりますよね。

「気が引けるので、どうしてもお返しを贈りたい」と思われる場合もあります。

 そういう場合であれば、いただいた品物の半額程度が目安です。 

ただし、厳密にそうである必要はありません。
例えば、5000円位に品物であれば、3000円位とかでしょうか。

ただし、「贈られた品物の同額程度」や「明らかに高額なもの」はちょっと避けた方がいいでしょう。

そういう品物を贈る = 次回から不要

という意味になります。
実際そう思っていたとしても、相手との関係次第ではいらぬ誤解を招きます。

ちなみに、お返しとしては、普通のお中元の品物で構いません。
基本的には食べ物、飲み物、消耗品などのいわゆる「消え物」となります

和菓子、洋菓子、ジュースなど相手の負担にならないものがいいですね。


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お中元のお返しはいつまでに?

お中元は、7月初旬から7月15日までです。

いただいた後のお返しの場合は、おそらくその後となります。

ですので、「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として贈ります。
目上の人にお返しする場合は「暑中御伺」や「残暑御伺」になります。

なお、表書きは贈る時期によって使い分ける必要があります。

お中元  ・・・・・7月初旬から7月15日まで

暑中御見舞・・・・・7月16日~8月7日

残暑御見舞・・・・・8月8日~8月23日

 つまり、遅くとも8月下旬頃までとなります。 

なお、表書きなどのマナーは伊勢丹のような老舗のデパートなら大丈夫です。
状況を店員に伝えれば、常識的な対応をしていただけます。

まとめ

お中元のお返しは不要です。
ただし、あまりに高額な場合などで気が引ける場合があります。
そんな時は半額程度の消え物を贈りましょう。
お返しの時期は、遅くとも8月下旬頃までとなります。

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