秋田の竿燈は観覧席がいいの?駐車場と屋台村も解説
秋田と言えば竿燈です。8月にやる夏の大きなイベントですね。
実は私は秋田出身なんですけど、竿燈は秋田での伝統的なお祭りで一度見ていただきたいと思っています。
ただ、秋田って普通旅行ではあまり訪れませんよね?
なので、実は竿燈ってどんな感じなのかを理解されている方は結構少ないです。
地元民としてその辺りを解説したいと思います。
秋田の竿燈で観覧席がいいの?
さて、竿燈なんですが、有料の観覧席というのがあります。
2016年の価格は下記の通りです。
S席 2,600円 中央道壁上ひな壇席
A席 2,100円 上記以外のひな壇席および長いす席
結論からいいますと、私は有料の観覧席で見たことは一度もありません。
地元の人でこの観覧席で見る人ってほとんどいません。
理由は簡単です。
見物客の前をいろいろな団体の竿灯が行進していかないからです。つまり、基本的にはたくさんのグループが場所が固定された上で、竿燈をあげるんです。
(正確には途中2回位の移動はあります)
有料の観覧席ですと、席が固定されていますから、目の前のグループを見るだけになっちゃいます。
そもそも、竿燈は歩きながら色々なグループを見て楽しむものなんですよ。
グループ毎に正直レベルの差があります。
例えば、
● 竿燈の下にさらに竿を継ぎ足して信じられないくらい竿燈をしならせるグループ
(普通のしなり度合は「く」の字程度なのに「つ」の字位しなっていたりとか)
● 一本歯の下駄を履いて、扇子で自分の顔をあおぐグループ
まあ、こんなレベルはめったにありませんが、初めて見られる方は相当驚きますね。
この竿燈の時期は秋田空港の前でもちょっと小さめな竿燈をあげていることがあります。
それでもちょっと驚くと思いますよ。
それなりに混雑はしますが、想像されるよりは空いています。
普通に歩きながら見える所を探す程度でいいんじゃないかと。
なお、見ている時間はせいぜい1時間程度ですね。
そこまでずーっと見るほどではありません。
秋田の竿燈で駐車場は?
竿燈の開催場所は秋田市の駅前からちょっと離れた大通りで行われます。
秋田市は秋田県では最も繁華街となっており、秋田県内からみんなが訪れます。
また、秋田では車で移動が原則です。
なので、秋田市の駅前周辺は駐車場はいくらでもあるんですよ。竿燈の期間でも駐車場には困りません。
駐車場に関しては心配する必要はないです。なお、秋田市の駅前周辺にある70の店舗で買い物額に応じて、無料駐車券を配っています。
それを有効活用されると駐車場代金を節約できますね。
公式ホームページの会場案内に詳しい情報がありますので、そちらをご覧ください。
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秋田竿燈まつり公式ホームページ
秋田の竿燈で屋台村は?
屋台はたくさんでます。
場所は3か所で、どこも竿燈をやっている大通りのそばになります。
1.市役所会場(駐車場)
2.中央会場(産業会館跡地)
3.大町イベント広場(秋田ニューシティ跡地)
1,2は竿燈屋台村というもので、3はご当地グルメフェスティバルというものになります。
この屋台村でおすすめがあります。
というか、秋田県でそもそも有名なものなんですが、地元民しか知らないんですよね。
これはなにかというと、単純にシャーベット状のアイスなんですよ。
なんでアイスなのに、アイスという文言になっていないかは地元民しか知らない話です。
実はこのアイスって、基本的には秋田では道路の脇でおばちゃんが一人でパラソルの下で売っているものなんです。で、そのアイスをヘラ状のものですくって、コーンの上の山盛りでのせてくれます。
わかりますかね?
「ババアがヘラですくってくれるアイス」 = 略して、「ババヘラ」です。
冗談のように思うかもしれませんが、これ本当ですから。
具体的にはこんな感じです。(これはちょっと上品な部類ですね)
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さらに、暑い夜に竿燈祭りで買ったババヘラの画像をぺたり。1つ200円。秋田の夏はババヘラのパラソルが本当に目立つ。甘すぎなくて食べやすい(*'▽'*) #美味しいものを食べて幸せになろう計画 pic.twitter.com/KXZdhwuOgH
— 雄偉@元気が出ない鬼地蔵 (@70hira1) 2015年8月8日
まとめ
秋田の竿燈ははじめてご覧になる方には驚きがあるんじゃないかと。私もひさびさに見たくなりました。