平熱が低いと風邪をひきやすいのは本当?ウソ?正しい知識を知っておこう

働き盛りの30代の男性で、
普段から低体温で、
風邪をひきやすい方も
いるのではないでしょうか?

普段の平熱が低いから
風邪をひくのは低体温が原因なのでは?
と不安に思ってしまう事でしょう。

平熱が低いと風邪って
本当に引きやすいのでしょうか?

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平熱35度の人の37度は一般の38度に値する?

男性で平熱が35度台の方は
かなりの低体温と言ってもいいでしょう。

普通、男性の場合は
筋肉量もあって基礎代謝も高いことから
低体温にはなりにくいです。

ただ現代社会では、男性でも
低体温の方が増加傾向にあるようです。

医学的には低体温の規定は
存在していません。

あくまでも平熱の規準は
35度~36.9度までとされています。

ただ一般的には、
36度未満場合は低体温
と呼んでいる様です。

平熱が35度台の方が
37度の熱を出した場合には、
熱があると言う状況なのか?
と疑問に思われる方も多いと思います。

それが38度と同じ値になるのか?
と考えると思います。

基本的には、
平熱から1度体温が上がった状態を
微熱と呼びます。

ですから、35度台の人が
37度の熱を出した場合には、
発熱状態にある事は確かです。

1度体温が違うと
体調的にはすぐれない状態になります。

体に何らかの異変が
起きていることは確かです。

■ 現代日本人の低体温の原因

● 筋肉を使わない生活
● エアコンの過度の使用
● 食べ過ぎ
● 化学調味料・食品添加物の過剰摂取
● ストレス

が考えられています。

ですから、平熱が35度台の方は
どれかしらが当てはまるのではないでしょうか。

35度台の方が37度の熱を出した場合は
38度と同じ値にするのか?

この疑問には
YESともNOとも言えない所です。


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低体温は代謝が悪く風邪を引きやすいという事例もある?

平熱が35度台の方は
低体温と言う事になりますが、
風邪をひきやすいということに
なるのでしょうか?

平熱が36.5度の方でも
風邪をひく事は多いにあります。

ただ平熱が高い方と比べて
低い方は風邪以外でも
気を付けなければなりません。

それは免疫力の低下が考えられます。

低体温の方は身体の芯が冷えている為に
体温が上がってこない。
つまり、血流が悪い事を差しています。

血流が悪いと言う事は
白血球の動きも鈍いと言う事につながります。

何らかの病原体が体内に侵入した場合に、
白血球の動きが悪いために
病原体に負けてしまう事になってしまいます。

血流が悪いと代謝も悪い状態ですから、
糖分や脂肪燃焼が悪くなります。

そして老廃物の燃焼不良などによって、
糖尿病・高脂血症・痛風などを起こす可能性も
高くなります。

この他にも低体温のかたは、
血流が悪くなっています。

ですので血液は
ドロドロと考えてもいいでしょう。

すると心臓への負担が大きくなっていきます。

心筋梗塞や脳梗塞等の
血栓症のリスクも当然高くなっていきます。

体温が1度下がる事で
免疫力が30%以上落ちる事が
わかっています。

ですので感染症にもかかりやすい
と言う事になります。

風邪・肺炎・気管支炎・膀胱炎等の
感染症にもかかりやすくなってしまいます。

この他にもアレルギー疾患や
免疫異常の病気
(リウマチ・潰瘍性大腸炎やクローン症)
になる事も考えられます。

また、免疫が低下する事で、
がん細胞が活発化する事も考えられ、
がんの発症率も高くなる事が確認されています。

平熱が低い、低体温と言うだけでも
これだけの病気になるリスクを常に抱えている。

この事実はしっかりと理解しておいた方が
いいかもしれませんね。

まとめ

30代の男性で低体温を治すには、
現在の生活習慣を見直す事が
第一です。

風邪はひきやすくなりますし、
他の病気にもかかるリスクが高いとわかれば、
改善するしか有りませんからね。

30代でガンになってしまったら、
なんて考えたくもないですからね。

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