唾液が多いのは自律神経のトラブル!?取り返しがつかなくなる前に…

お口のトラブルは、
大なり小なり、
抱えている人は多いもの。

口臭や口内炎といったものが
比較的よく知られていますが、
あなたのお口はどうですか?

もしかして、
『あれ?いつもより唾液の量が多いかも…』
なんてこと、あったりしませんか?

『ちょっと気持ち悪いけど、病気じゃないし、
まあ痛いわけじゃないからいいか!』
と思ったら、ちょっと待って!

唾液が多いのは、
体が出す危険信号だってこと、
知ってました?

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唾液が多いと自律神経が乱れてる?放っておくと身体に問題が…

唾液が多い原因には
いろいろな病気が考えられます。

中でも特に、
病院や歯医者にもかかっていないという場合、
その原因の一つに、
自律神経の乱れが考えられます。

● 自律神経とは?

交感神経と副交感神経で作られる神経系で、
わたしたちの生命維持のための神経です。

なので、自分の意志に関係なく働きます。

この二つの神経は、
お互いにうまくバランスをとりながら
働いています。

● 自律神経が乱れると

唾液の量を
適正にコントロールしているのは、
自律神経の中の『交感神経』という神経です。

なので、この交感神経という
自律神経が乱れてしまうと、
当然、唾液の量も狂ってきてしまうのです。

唾液の量が過度に増えるだけでなく、
自律神経があまりに乱れてしまうと、
体に様々な疾患が現れてきます。

● 自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れたときに出てくる
体や心の不調をまとめて言ったものです。

主なものとしては、
・倦怠感
・冷え性
・めまい
・しびれ
・不整脈
・不眠症
・集中力の低下
などがあげられます。

● 胃腸の疾患

自律神経の乱れによって、
胃酸の分泌が狂い発症する神経性胃炎や、
腸のぜん動に異常がおこってなってしまう
過敏性腸症候群があります。


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今すぐするべき!理想的な生活リズムとは?

もし自律神経が
乱れてしまっているとわかったら、
どうすればよいのでしょうか?

薬を飲んだり注射をしたりして
すぐ治ればいいのですが、
なかなかそうはいきません。

治療方法として真っ先に挙げられるのは、
『生活リズム・生活習慣を見直すこと』
です。

ここでの『生活リズムを見直す』とは、
ざっくりいうと『体内時計をつくる』
と考えてください。

つまり、
起きる時間を一定にする。
これは休日も同様です。

食事は三度きちんと摂り、
大体毎日同じ時間にする。
眠る時間も一定にすることです。

ただ単に、これだけでは不完全で、
その質も大事になってきます。

まず、朝起きる際にはカーテンを開けて、
なるべく日の光を浴びましょう。
体がすっきり目覚めます。

食事もバランスよく
きちんと摂ることが重要ですが、
とくに朝食はしっかり食べてください。

眠る時間も起床時間と同じく
一定にする必要がありますが、
くれぐれも夜更かししてはいけません。

夜更かしが習慣化してしまうと、
『活動』に関係のある交感神経ばかりが
働いてしまいます。

『休息』に関係のある
副交感神経の出番がなくなってしまって、
自律神経の乱れは治りません。

また、自律神経を正常にするための
生活習慣としては、

・日中、休息の時間を30分ほどでよいので設ける。
・就寝する3時間前にはパソコンやスマホなどの画面は見ない。
・適度な運動を心がける。
・自分なりのリラックス方法を見つけてストレスを溜めないようにする

といったものが挙げられます。

つまり、『休息』の神経である『副交感神経』を
ちゃんと作用させることを意識することですね。

まとめ

たかが唾液が多いだけ…」
と思っていたら、意外と重い病気や
体の不調の入り口に立っているかもしれないことが
わかりましたね。

自律神経の乱れの大敵は、
やはり何と言っても
ストレス、精神的疲労。

毎日の仕事が大変だったり、
趣味など楽しいことも多すぎて、
ついつい自分の体に厳しくなりがち。

ですが、体を壊してしまっては
元も子もありません。

自分の体をいたわって、
生き生きとした生活を送りたいです

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